シンガポールの水

シンガポールに水資源がないことは有名だ。
隣国マレーシアから今も水を買っている。技術の進歩もあって今は雨水を貯める
貯水池の他に海水を真水に変えたり再生水を活用したりと人工的な水の供給に
務めている。あと3年くらいするとマレーシアからの水の供給に頼らずにすむという。
とまれ世界中の水争奪戦は激しくなる一方だが日本の水の豊かさになれている
日本人には水の重要性にあまり認識が薄い。水は万物の命の根源でもあるが
現代生活はもっと大量に水を消費しているのだ。
つい最近のこと。昼食を終えて食器を洗ったあとお茶でもと思い手を洗おうと
キッチンに行くと水がでない。あれ,断水かな?と思ったけれど何の告知も
みかけなかったし。と向かいの部屋で人声がする。つい最近廊下に水が
あふれてガードマンに連絡して調べてもらったところ、テナントが海外旅行に
行ってしまい、水漏れに気づかなかったことがあった。その工事なのだと思い
暫く待ったが完全に断水状態が30分続いた。ドアを開けて向かいに出入りする
職人に水が出ないと訴えると、ソリー,ソリー、10分待ってと言われる。
しかし更に30分待っても出ない。再びクレームするとあと30分と答えが
返ってきたものの、またしても約束は果たされない。業を煮やして事務所に行き
事情を説明するとガードマン、かんかんになって怒っている。どうやら何の
連絡もなしに工事をして勝手にうちの階の元栓を閉めてしまったようだ。
怒るのもいいけど水が出るようにしてほしい、と言うと,ガードマン氏
またしても業者を前にしてどなりつけている。いいから元栓開けてというと、元栓が
開かなくなってしまった。あらま。どうなることかと思っているとガードマン
まだ連絡しないことを怒って文句を言っている。それでもまだ元栓は開かない。
うーん、あのね、この人達じゃ埒あかないからオーナーかテナントに連絡して。
責任があるのは彼等だから。見た事ない業者だとか、きちんと連絡しないとかの前に
連絡して。今日はマネージャが親の病気で休みなんだ。それでも連絡つくでしょう。
早くしないともう4時半をまわっているから、そのうち夕食の支度やらが始まると
大騒動になるよ!案の定電話が鳴りだした。結局元元請けの業者の責任者あらわるが
態度が非常に悪い。直しゃいんだろう、文句言うな、という。
安い業者に頼んだ典型だ。うんだすんだまた30分すぎてやっと水がでた。
その後つい最近向かいのテナントを初めて見たが、間の悪そうな顔をするばかり。
水がでるようになったが時間によって水の出が悪くなる事があった。
ところがここ数日突然ものすごい勢いでシャワーの水が出るようになった。
またもやいじったのかも、と思ったのだがもしかして?と思い,タクシーの
運転手に尋ねると、なんとつい最近シンガポール政府が水の料金を30%上げたというのだ。
やっぱり。お金に敏感なシンガポール人一挙に水使用を控えたに違いない。
と考えてしまうのはなにかにつけて功利性に富んだシンガポーリアンに
ついて考えてしまうせいかもしれない。
それにしてもこの物価高の中で生活に必須の水の30%上げとは。
日本のリゾートの水使用料金ではあるまいし、大変だ。

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by gokurakucyo | 2017-03-05 16:02 | Comments(0)

シンガポールの徒然を綴っています。


by ストレリチア
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