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お買い物。

今日は授業がないからクラーク.キーのブックオフの古本のセールを
覗くつもりでいたら、仲良しのマダムから電話が入った。
今日暇?お昼一緒にどう?前に行き残したチョンバル.マーケットの
パン屋さんに連れてってあげるけど。しばし悩んだけれど、OK.
お言葉に甘えてチョンバル.マーケットへ。
戦前からある団地で低層の建物が並んでいるチョンバルは
ダーテイ、ダーテイだったそうだけど、今は小洒落たお店や
レストランも出来ている。でもお昼時は近くのサラリーマンで
一杯。安くて美味しいものが一杯あるそう。
噂のパン屋のオーナーはフランス人。お店は大混雑。若い人で一杯。
価格は高めだけれどクロワッサンが評判。ハードパンよりは
お菓子パンやいろんな調理パンが可愛らしく並んでいる。
以前よく行った麻布十番のパン屋さんを思い出してしまった。
この国に来てから思うに、日本は如何に食に優れ,バラエテイ溢れた国であるか
ということ。東京にはこの程度のお店は一杯あるのに。
今の時代、日本人でいることはとても贅沢なことなのかもしれない。
チョンバルのフードコートで名物の肉まんを買ってもらい、果物やに行くと
彼女は2個で5ドルのマンゴーを吟味しながら売り子のおばさんと
丁々発止と駆け引きをしている。とても楽しそう。値段に細かい事も
だけれど駆け引きする楽しみもあるようだ。私の中国語のレベルでは
分からないくらいの早口で今日食べるマンゴと後で食べるマンゴを
買い分けてる。シンガポールで一番のお金持ちのフェアプライスの社長が
御用達のお店だそう。フェアプライスはスーパー大手なのに。ちょっと
可笑しい。そのくらいチョンバルは新鮮なものを売っているという。
更にこれから40分位かかるけどお魚を買いに行こうと言う。
ウッドランドまで。ジョホールの近くの北の駅の近くに工場があるそう。
車を飛ばして行く間、道路標識が不案内で不適切だと文句を言ってる。
ドイツはほんとに優れてるのよね。なんでちゃんと適切なところにちゃんと
分かりやすく設置しないんだろう、ほんとに不親切とぼやいている。
緑一杯の道路を走ると周りには高層の団地が並んでいる。それにしても
緑が一杯。空気もきれいでいつも人に溢れたオーチャードあたりと大違い。
結構迷いながらやっとたどりついた倉庫兼工場に入るとダウンジャケットと
カゴを渡されて冷凍室へ。凍り付いたお魚の棚から冷凍の魚介類をチェック。
スモークサーモンやサバや蟹、たこや白身のお魚の切り身をかき分けて
あ、これチャイナだから、駄目と選んでいる。全部冷凍もの。
これがお魚を買う事なんだ、となんか極暑の中の冷凍室の買い物に一寸吃驚。
確かにすぐに冷凍してあるからある意味新鮮なんだろうけれど。。。
スーパーで見かけるお魚はとても高いのにそんなに新鮮ではないのだ。
そろそろ限界という頃、吟味が終わり、お勘定となる。
確かに安い。でも、残念。外に出て停めてある車に駐車違反の紙が!
あーあ、努力が無駄になっちゃた!せっかく、節約したのに、と
ぼやくことしきり。ほんの30分ばかりの間だったのに30ドルの
罰金。この国の罰金制度は優れている。
それにしても美味しいものを求める主婦の努力はどこも一緒のようだ。
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by gokurakucyo | 2012-09-27 22:55 | Comments(1)

F1今日で終わり!

週末から当地ではF1騒ぎで大変。
なにしろ市内を300キロで走る車を世界中から見に来る。
それでなくても市内の週末は混み混みなのに規制もあったりして
ほんとに大変。特に困るのがタクシーが捕まらない。
土曜日などはバス停横で拾おうとしても無理なので、タクシー会社に
電話するも、ずうーっと話し中。それでも何社か連絡してやっと
乗る事が出来た。今日はF1の最終日だからもっと大変。
太極拳の仲間はみんな年配なのでF1見に行く?と尋ねると
行かない。だって一瞬なんだよ。それで300ドルなんてと言う。
中国語の生徒仲間の駐妻さん達は若いし、20代の美人妻さんなんかは
会社でまとめ買いして行くらしい。もうひとりの元気な40代の彼女は
今からわくわくする、旦那と一緒。でも2人で600ドルするのよ。
でもね300ドル出しても屋根がないから、雨が降ったら悲惨よ、という。
一番高いのは8000ドルだそうだ。そりゃま、世界中のお金持ちが
来るのだから、それくらいはお安いのかもしれない。
もう来年のチケットを売り出しているようだから人気なのだろう。
市内を夜、世界中で見られるようにとシンガポール政府はなかなか
戦略的だ。経済効果も大きいという。
F1についてはそんなに興味がなかったのだけど、たまたま見つけた
シンガポール.フライヤーという本にレースの様子が描かれていた。
千里眼シリーズといって600万部も売れている松岡圭祐の本だ。
シンガポール.フライヤーとはマリーナ.ベイにある大観覧車のこと。
ばかでかい観覧車で日本の会社が作ったのだそうだけれど
娘は絶対乗らない、だってよく故障して止まるもんと言う。
つい最近、日本語を話す会で、これまたマリーナベイに出来た新しい
植物園に行き、人口ツリーの中を歩かされそうになっても
遠慮したくらい高いところが苦手な私には、もとより乗る事はない。
小説で充分。千里眼シリーズは映画化もされたそうだけれど
小説の主人公はスーパーウーマン。
元自衛官の設定でF1レーサーでもあり、とびっきりの美人。
ストーリ展開が早く、まるでアクションムービーをみているよう。
日本のF1の様子も描かれているので日本でも観戦するのは
大変そうだ。一瞬のスピードに命をかけるのも人生かもしれない。
そういうスピード感の魔力はちょっとは分かるような気がしないでもない。
レベルが相当違うが私も山道を飛ばして100キロを超えていたから。
でも時速300キロとなるとこれは想像外。
やっぱりF1は異世界だ。
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by gokurakucyo | 2012-09-23 22:00 | Comments(2)

Thinks the world of someone

今日の英語のレッスンでthink を使って問答をすることになり
いくつかの用法の中で一番気になる質問に、誰を
一番素晴らしいと思うかという言い回しがあった。
あなたは誰が一番尊敬できるか?
会社の入社試験で試験官がよくする質問。
隣席の韓国人の若い女性に尋ねてみると
私よ、私、myselfだって。笑ってしまった。
こうあっけらかんと言われると笑うしかない。
彼女はお育ちもよくとても美しい。
彼女はまだ30過ぎで子供がいない。
次なる質問はoften think back よく過去を振り返るか?
という問いに40歳位のメインランドチャイニーズの女性
ずうーっと過去の事考えていると答える。なんでそんなに
過去の事かんがえてるの?と訊かれて、だって過去の思い出は
みんな楽しいし懐かしいんだもの、と返事が返って来皆納得。
この2つの質問の私の答え。
素晴らしいのは自分の子供達。
過去は振り返らない。すぐに忘れるから.今が忙しいから。
今まで沢山の人に会い、いろいろな事を学んだけれど
一番身近にいて常に私をみて愛情一杯にアドバイスをくれる
子供達。時としてどっちが子供?と思えるほど厳しいけれど
ただ前を見て突っ走る私を注意深く見守る子供達のほうが
よっぽどおとななのだ。眼が悪くなり全てをあきらめかけた私を
叱咤激励しつづけたのは厳しい子供達だった。
過去の事については、時として頭をよぎる事はあるけれど、所詮は
通り過ぎた景色にすぎない。もう一度行きたいところはそう多くない。
引っ越しも13回したけれどもう一度住みたいと思うところはない。
どこに住んでもそれなりによかったし、移り住めばそこが都。
この先どこにいるか分からないのが私の人生かもしれない。
それなりに予定を立てていて老後はニュージーランドで過ごすつもり
だったけれど、それも今となってはどこまで出来るのか。
未来は未定。
今、30代40代の各国のクラスメイトと一緒にデイスカッション
をしていると、いまだ残された未来が広がって見えるのは不思議。
ただどうしても感性や過ぎた年月の蓄積から、物事をシンプルには
見られないのも事実。若いというのは見えない可能性を秘めている
のだと思う。とてもじゃないけど素晴らしいのは自分だなんて
言えないし、私には過去の事にかまけているほど時間は
残されていないのだから。
誰かのために何か出来る自分でいたいために頑張るしかないのだ。
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by gokurakucyo | 2012-09-11 23:59 | Comments(0)

マノン.レスコー。

ひさびさのオペラ鑑賞。
音楽好きな友人アンジェラのお誘いで、エスプラネードでプッチーニの
マノン.レスコーに。アンジェラは御年80歳。お洒落なシンガポール人。
ただ美食のせいか、はたまた生来の虚弱体質のせいか心臓にトラブルを
抱えてます。お出かけしたいのだけれど、一人娘はイギリス人と
結婚してロンドンに住んでいて、アンジェラはパイロットだった旦那様と
2人暮らし。そこで、シャペロンの私が付き添ってお出かけ許可となります。
それでもお出かけの前後の2、3日はいつも安静にしなくてはなりません。
タクシーでお迎えに行くとシックなバテックで頭からつま先までおめかしして
お洒落なバックを抱えていそいそと現れます。きっと若い頃はすごい美人。
タクシーの運ちゃんまで素敵だね、とお愛想をいうくらいだもの。
エスプラネードの近くの港が見えるフードコートで軽く食べて行くというので
ごはんとお豆腐とお野菜、甘藍の炒め物と野菜ジュースを注文する。
観劇は夜八時から。そよそよと海風が涼しい中、マノンレスコーがシンガポールでは
初演だとか、テノールが韓国人でなかなか期待出来るとか、ロンドンやパリや
イタリアで昔聞いたオペラの話で盛り上がる。ほんとに一杯本物を聞いているのだ。
私もイタリアオペラの当時のスターだったデルモナコの美声とシミオナート
のテクニックに魅せられてオペラ本を読みあさり、レコードを買ってもらいの
あげくにイタリア人のペンフレンドまで作ってしまたくらい熱中したけど。
でもアンジェラはパバロッテイもマリアカラスも言わずもがなの有名どころは
みんななまで聴いている。いきいきと話している様子を見ると
ほんとに好きなんだなと思う。チャーミングなアンジェラ。
劇場に入るとみんなとっても親切。アンジェラの楽しそうなお洒落な様子に
係の誰もが、微笑みながら誘導してくれる。
でもでも、残念なことに座席はがらがら。
驚く事に真ん中の前から5番目の席なのに、アンジェラと私のみ。
舞台が始まってから納得。
なんとまあ、がっくりするようなプリマドンナ!
声もテクニックもまあまあだけど、まずい!
なにがまずいって稀代のヴァンプのマノンの足が大根2本に見える。
顔、スタイルはもうどっかの女中さんとしか見えない!
救いはマノンを恋するグリューのテノール。とても良い声でうまい。
仕方なく眼を閉じて聴く。昔の日本もそうだったっけ。
だいたいがソプラノ歌手はおデブさんで美しくないのだけれど最近は結構美人が多い。
多少おでぶでもお顔はまとも。それになんたってマノンは稀なる美形でなくちゃ。
甘く切ない旋律はプッチーニ独特の酔いしれるような世界を作り上げる。
これがプッチーニの初めての成功作だというのもうなずける。
全曲通してきいたのは以前テレビで映画化されたものをいれると2回目だけれど
さすがに生の演奏は素晴らしい。ああ、もう少しまともなマノンなれば。
幕間にアンジェラが笑いながら、以前紫禁城で見たトウランドットもね、
と片目でウインクしながら、ものすごいおでぶさんでね。どうやったらあんな
お姫様に恋いこがれるのか分からなかったけどね、と言う。
オペラはいろんな不思議があるのだ。なにしろどのヒロインももう死ぬ死ぬと
言ってから相当長く歌う。以前一緒にみてた息子が死ぬんだろ、おかしいよと
言っていたけど、ほんとにそう思う。
ミシェル.オークレールの映画を子供の頃みたせいでマノンのイメージは
美しい悪女だったけれど、このヒロインじゃただの売女にしか見えない。
ロマンスというのは当人の問題だからどんな女が好きだって勝手だけど。
がらがらの座席を見て納得。でもアンジェラはこれって寄付なのよ。
若い人にチャンスを上げたいし、サポートしたいからね。この国の
音楽を育てたいのよ、と言う。
そういえば私の若い頃の二期会なんてのもひどかったもんね。
オペラは総合芸術だし、相当文化レベルが高くないと難しい。
耽美なマノンの世界というよりは学校のレッスンのようなものだった
けれどアンジェラの楽しそうな表情をみているだけでも嬉しい。
ちょっと上気した顔のアンジェラに思わずアンジェラ、
代わりに舞台に立ったら?あなたのほうがよっぽど綺麗だけど。
Oh, no そんな。
答えるアンジェラの顔がもっと輝いたような気がしたのは
私の眼の錯覚だけでもなさそうだ。
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by gokurakucyo | 2012-09-05 00:52 | Comments(0)

シンガポールの徒然を綴っています。


by ストレリチア
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