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珈琲のお店。

タンジョンバーガーのアマラホテル近くにショッピングビルが建て替えられて
日本の珈琲のお店がオープンしたので、友人を訪ねがてら行ってみた。
当地でいろいろな珈琲を飲んだけれど、下手な高いホテルの珈琲よりは、
フードコートのコピの1ドル20セントのコーヒーのほうが
美味しく感ずるほど、美味しい珈琲に巡り会わない。
水のせいかもしれないが日本の細やかな珈琲文化にまで至らない
ということかもしれない。日本の普通の喫茶店を考えて行ったので
そんなに期待はなかったけれど、やっぱり出て来た和風ハンバークの
不思議さは日本のものではなかった。
ソースは醤油ベースだったけれど付け合わせが
ブロッコリーや人参、マカロニなど、なにか違うのだ。でもまあ
健闘しているほうかもしれない。お米は日本のものだそうだけど
今回はガーリックトーストを頼んだのと、お店に入っても、あまり
珈琲の香りがしないので紅茶にしてしまった。
デザートに岡田ロールというのがあって栗のロール
に惹かれて注文。これは懐かしの日本の栗。
サイトを見ると利平栗のパイも作っているようだ。
ケーキは確かに喫茶店のものだった。
次回はやっぱり喫茶店定番の、カレーに珈琲にすべきかもしれない。
日本の喫茶店文化は独特のもので都会でも地方でもその場所にたむろする
人達や雰囲気を味あうのも楽しいものだ。
1月に日本に帰った時、神戸の白鶴美術館を訪ねて閉館にあたってしまい、
それではと足をのばした香雪美術館にもふられて入る事が出来ず、
寒い中、とうりすがりの珈琲のかおりに魅かれて思わずドアを押した御影ダンケ。
おっちゃんの珈琲は世界一やで、と豪語する店主の淹れる珈琲はあたたかい味がした。
珈琲狂とも言えるマスターの熱弁と包み込むように淹れる珈琲はこころに沁みた。
豆をバターでくるんだというその味はとてもまろやか。珈琲は一種類しかない。
まさに珈琲の一本勝負といったところだ。忘れがたい香りと味だった。
岡田珈琲は熊本で40年の歴史があるそうだけれど、どこまで肥後もっこすぶりを
発揮してくれるのか。ちなみに和風ハンバーグ、スモールサラダ(ドレッシングも
日本の味だった)紅茶、ロールケーキで25ドル、
この値段では味も郷に入っては郷に従えということかもしれない。
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by gokurakucyo | 2013-02-26 21:23 | Comments(0)

長次郎。

あまり体調が良くないのをおして、法事で日本に帰国。しばらく暑い国にいたせいか日本の1月は寒かった!今年はひときわ寒い冬だからと息子がとても気を使って移動もタクシーを使ってくれた松山、神戸、京都旅行。それでなくても寒い京都に行きたかったのは楽美術館。何度も行こうと思っては果たせなかった念願の楽。もともと信楽に心惹かれていたけれど、ことに魅力を感ずる楽焼きの世界の至宝、長次郎に初めて出合ったのは熱海のMOA美術館だった。まだ息子が3歳くらいだったので、もう30年も昔のことになる。銘 あやめ。一目見た瞬間から動けないほどの衝撃を受けた。その佇まいに深く心をうたれ、離れがたいほどの思いが溢れた。正直、あれほどに心惹かれる存在は今の私であっても、ない。あまりの長き時間、立ち尽くしたために家族にあきれられた覚えがある。我ながら、今にして思うに、人でもあれほどの魅力を湛え得る人物は今のいまでも現れて居ない.その凛とした勁さ、優しさ、繊細さがこころを揺さぶるのだ。今回の展示は楽の初代としての長次郎に続き当代にいたるまでの歴代の茶碗が展示されている春節会。各時代に生きた楽の作り手の生き様が茶碗に現れている。そのきらびやかな一団のなかでひっそりとたたずむ初代長次郎作、村雨。さりげなく寒中に咲く水仙のように力強い。清々しくシンプルで優しく勁い長次郎に再会した喜びは何者にも代え難い。もう、死んでも良いと思った?と娘に尋ねられて、いや、もっと生きてまた長次郎に会いたい、と答えた私。次回は楽歴代のお茶碗で親子でお茶一服に参加して、楽茶碗を味わう醍醐味を経験したいと思っている。
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by gokurakucyo | 2013-02-14 12:56 | Comments(0)

シンガポールの徒然を綴っています。


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