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モルデイブ。

5月12日母の日。
インド洋に浮かぶ珊瑚礁の島、モルデイブに。
シンガポールから4時間ほどのフライトでマーレーの国際空港に到着。
とはいえ、どこかのローカルに着いたよう。これが国際空港?という
サイズ。しかしまあ、まわりは若いカップルだらけ.空港には旅行会社
の案内係が待ち受けていて見事な日本語で話しかけられる。そのまますぐに
高速ボートでホテルへ。15分ほど揺れる高速船から真っ青な海を眺め、
波しぶきを浴びつつホテルに直行。モルデイブには200ほどの島があるが、
そのうちの100ほどに、ひとつのの島にひとつのホテルがある。
モルデイブの国は、高さが最高で2.4mしかないため、1m沈むと
国土の大半が失われるという。それで今インドや
スリランカなどの土地を購入することを検討しているそうだ。
それにしても見渡す限りの青い海と白い珊瑚礁の砂浜。
打ち寄せる波はそれほど強くはないけれど大きな波が来たら
逃げるところはない。ただ島のなかはごみひとつないし、島には蚊もいない。
滞在中、小さなとかげと蜘蛛くらいしか見かけなかった。この島の動物は
ノー、ハームなんだそうだ。プルメリアの白い花がとても綺麗。
でも南国の色鮮やかな花とシュロの木のなかで一番印象に残ったのが
樹齢700年の巨木。穏やかで静かに佇んでいる感じがとても素敵。
朝ホテルのバイキングに向かう途中にその樹があり、決まって
その樹に挨拶した。とても存在感があって声をかけずにはいられなかった。
レストランは5つほどあってそれぞれ雰囲気があるのだが砂浜に
設えるられたテーブルでこれから、という時に来るスコールには
閉口した。ぽつり、と雨滴を感じたら大急ぎで室内に撤退しないと
いけない。同じくバーもある砂浜のBBQスタンドも、風が吹くとレタスが
逃げて行ってしまう。滞在中に嵐のような雨風で朝起きてみたら
窓際から水が溢れていた。風が強いので広いデッキの廂をものともせず、
雨水が窓から侵入したらしい。ともあれ毎日窓辺に打ち寄せる
波の音を聞き、読書と睡眠?を堪能した。泳げる人はもっと
ダイビングやシュノーケリングなど、楽しみがあるのだろうが
眼のことがあるので今は無理。
これでも泳ぎは達者だったのだけど。
ホテルの食事は毎日イベントがあってシーフードのバーベキュー
やら、チャプステイックデイのお寿司、、タイ、フード、など
日替わりイベント的にいろいろ楽しめる。勿論パブもあるので
ゆっくり飲みたい人にはいいかもしれない。ただ砂浜で甲羅干しを
していたブラジル人のカップルのサッカー選手はなんでも高いと
言っていた。我が家は全員下戸なので3食フルの滞在でも
飲んべえの家族に較べればお安いかもしれない。なにしろ
良い空気と青い海と白い砂浜、エキゾチックな雰囲気の島では
飲み過ぎる人には危険かもしれない。もっとも車のトラブルはないが。
島には常駐のドクターもいるし、ジムやエステ、テニスコート
ダイビング、子供向けの施設もある。
毎日朝からしっかり食べてしまい、あとは読書と睡眠なので
さすがに浜辺の一周くらいでは運動不足。イベントのなかには
ヨガや太極拳もあったけれどスケジュールが合わず、残念ながら
モルデイブ太極拳体験は出来なかった。
世界中からの旅行者で溢れるモルデイブだが、日本人は全体の4%
だそう。それにしてもインド洋に浮かぶ美しい島々に別世界の
ようなホテルが存在し、快適そのものの滞在を支えるモルデイブ人達は
とてもフレンドリーだ。限りなく広がる青い海と空をきわだたせる
白い砂浜と快適そのもののホテル。
洋上の別世界を経験した旅だった。
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by gokurakucyo | 2013-05-20 21:01 | Comments(1)

ムスリム。

我が家のアマさんはマレー系のシンガポール、ムスリムだ。
暑いなか、お洒落に、頭にスカーフをかぶり長いドレスを着て通ってくる。
彼女は4人目のアマさんになるが、今までの3人のフィリピーナとは
大違い。仕事は遅いが真面目。今までの3人のフィリピーナは嘘はつくし
遅刻はするは当日キャンセルは当たり前、油断すると物がなくなりそうで
とても大変だった。彼女は、やかんを磨いて欲しいと言ったら、
捨てて新しいのを買ったらいいのに、と言われたのを除けば、
真面目でなかなか物知りの体もこころも太っ腹の女性である。
でもコレステロール値が340というのには驚きをとうり越して
大丈夫かなと思ってしまった。
昨夜フォ−ト、カニングで野外劇のシェクスピア、オセロを見たせいか
イスラムについて気になりいろいろと尋ねてみた。日本ではあまり
見かけないムスリムの女性だがシンガポールではムスリム女性は
日常的に見かけるのであまり違和感はない。ただ姿形も
特徴があるようにその生活も、食事は豚肉は食べないし、
ハラルという宗教的に浄化されたものしか食べない。ただ野菜と
果物は大丈夫。でもギャンブルも禁止されているし、お酒も
ノー。いろいろな制約がある上に、年に一度は1ヶ月間断食がある。
1ヶ月間、朝から半日以上,夜まで水も飲めないという。
断食の意味するところは神の恵みの有り難さを理解すること
だという。アフリカの恵まれない子供達の事を考えるべきだし、
だから断食期間は喜捨をするのだという。モスクではその期間に
一人あたり200ドルくらい貧しい人に施してくれるのだという。
厳しい断食期間があけると皆で楽しむごちそうが待っている。
家族や親戚でイスラムの新年を祝うお祭りがあるのだ。沢山の
ごちそうやら、10種類以上のクッキーなどを食べると
楽しそうに話してくれた。
断食期間にはコーランを唱えるのだが本当はアラビア語で
するのだけれど今の若い人は出来なくなっているらしい。
彼女の息子さんも言えないと言っていた。また聖地にお参りすると
身も心も清められて賞賛されるそうだ。キリスト教とイスラム教は
もとは一つのルーツだということは彼女も知っていたが、現実には
イスラムとクリスチャンの争いは十字軍の昔と少しも変わらない
激しさで続いている。どちらの神も良き事をすすめ悪しきを退ける
筈なのだけと、異教徒という名の下にお互いの殺し合いは止んでいない。
ちょっと前にシンガポール空港のレリーフをデザインした陶芸家に
会って話す機会があったのだけれど日本のパチンコが大好きと聞いたので
彼女にパチンコはOKなのと聞いてみたら、それは本物のムスリムじゃない、
インドネシアのムスリムだわ、と言う。インドネシアのムスリムって?
ほんとのムスリムはムスリムしか結婚できないんだけどインドネシアじゃ
クリスチャンとだって結婚するんだから、と答えが返って来た。
現代のムスリムは戒律どうりでもなさそうだ。ムスリムとクリスチャンの
争いは今も続いているが、サダムフセインやらアチェのことについても
彼女なりの見識があってさすがに国際都市のシンガポールムスリムは
とても情報通なのだ。フィリピーナの世界観とはえらい違い。
ムスリムの衣装をまとって、アイフオンを駆使する彼女を見ていると
アマさんですら世界情勢を語るシンガポールのインターナショナルな
一面を垣間みる思いがした。
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by gokurakucyo | 2013-05-06 22:58 | Comments(0)

シンガポールの徒然を綴っています。


by ストレリチア
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