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Gathering.

3月に催すお能のイベントの打ち合わせにどこかで
お昼でも、と友人のスーザンに声かけしたところ
家でお昼をご馳走するからいらっしゃいと誘われる。
スーザンはとてもお金持ち。シンガポールにも
幾つも賃貸物件を所有しているし、中国本土や他の
国にも持っているいわゆるシンガポールの富裕層。
この国では1億円のコンドひとつくらいは普通の人でも
持っていることが多い。彼女の家はブキテイマ。
アッパーブキテイマの新興地でなく、ホワチョンや
南洋大学、SIMに近い文教地区の一軒家。
勿論フリーホールド。
シンガポールには珍しい完全所有権の一軒家だ。
昨日も20人以上の集まりがあって大変だったのよ。
でも昨日のアワビの入ったシーフードスープが
とても美味しいからあなたの分残しておいたの。
生春巻きやブロッコリーの炒め物、鮭と野菜の蒸し物
等、盛りだくさんのお昼。
ご飯は健康のために雑穀米。驚いた事に
勧められた海苔で巻いたチキンの揚げものは
日本の食品会社のデモンストレーションで気に入って
からはいつも食べているという。見るとタイ製。
チキンナゲットののり巻きみたい。こんなものが
新鮮に思えるようだ。手作りのオレンジのゼリーは
義妹が作ったものだそう。大きなオレンジが結構
ざっくりと入っていて香料がきいているが冷たくて
美味しい。台湾製の色んなお茶を出されてどれを
持って行く?と聞かれる。どれも有名なんだけど。
広い芝生に寝そべっていた老犬が入ってきて遊んでほしげに
じゃれてくる。15歳なんだそう。でも右耳が垂れたまま。
ドクターに大枚払ったのに、年だから治らないのよ。
まるで私達みたいでしょ、と屈託なく笑っている。
つい2、3年前まで彼女に会うといつも眉間にしわを
寄せていたが習近平政権になって長年係争中の中国
の賃料が確保されてからすっかり明るくなった。
習近平は素晴らしい!と言う。
3月のお能のイベントは日本から著名な能楽師を招いて
日本人会と彼女が代表を務めるグループのあるビジネス大学で
シンガポールに能楽を紹介する試み。このイベントに篤志家から
寄付を募り実現した。2年間ほどかかったけれど今回も
やはりシンガポール人のほうがよっぽど頼りになると感じる。
いつも思うのだがシンガポールの560万人のなかから
付き合う人を選ぶのと、たかだか36000人しかいない
在星日本人とでは選択の幅が違うのだ。
ビジネス大学のメデイア関係のインタビューもサポートする
ことになり、もっと中国語を勉強しておくべきだったと痛感。
このシンガポールはやはりまだまだ中国語でのコミニュケーション
必須。そしてこの時期はまた色んな集まりがとても盛ん。
タクシーの運転手さんでも一族50人レストランで集合した
という。帰ろうとするとスーザンからリム一族の集まりに招待される。
日本で言う鈴木一族集合のようなものかもしれない。リムの
ファミリネームを持つ香港、台湾などからの同じ一族が集合するという。
パークホテルでするから招待するわ。でも私はリムじゃないけど。
いいの、招待客はべつよ。ということであさってのローヘイパーテイの
次はリム一族のgatheringということに。さてどんな集まりだろうか。
楽しみ。
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by gokurakucyo | 2016-02-18 00:14 | Comments(0)

Quake Cats.

ひさびさにニュージーランドへ。今回はむすめのおかげで行きも帰りもビジネス。
10時間ほど、のんびりと本を読んだり、手足をのばして眠り、結構美味しい
食事を堪能した。でもいかんせん、いつも暑いシンガポールから朝晩温度差
のあるニュージーランドなので、行きのときからあやしかった喉がぴりぴりと
痛みだした。ふと思い出し本場のプロポリスを買ってなんとか治めた。
ずっといつもより寒く感じる。ポッサムのカーデイガンとカシミアの
マフラーを調達してやっと落ち着く。
地震の前に訪れたクライストチャーチの中心部は見る影もなく昔の
風情ある建物が壊れて、いまだ復旧中。幸いにも倒壊を免れたヘリテージ
に泊まり、2008年に改修したのがラッキーだったと聞く。
1階にあるレトロなレストランはつい最近やっと再開したばかりという。
同じ階にあるスイートに泊まる。高い天井とゆったりとした空間に
トースターや厨房器具まで完備、2階の寝室と吹き抜けになっていて
とても贅沢な空間。大きな浴槽にオリジナルの浴剤を入れて入る。
とてもゴージャスなひととき。でも残念ながらてすりがない。
もう若くないのでしっかりつかまらないと溺れそうになる。
市内は中心部の古い建物が壊れたせいでランチタイムも人がまばら。
銀行もスーパーも中心から離れてしまったそうだ。
かなりの揺れがあったようで、今も美しいエイボン川の道路には亀裂が
残る。でも死者は180人ほど。高い建物がほとんどなく
広々と広がる空間の中で火災や倒壊時に逃げられる空間があった
からかもしれない。それでも沢山の家が破壊され
政府がそれらを買い取ったので、市内あちこちに駐車場がある。
クリスマスセールの名残のセールで本屋に行き、Quake Catsという
本を買った。地震にあった猫達とその飼い主のお話を愛猫家の
写真家がまとめたものだ。表紙の猫のあまりの愛らしさに魅かれて
買ってしまったのだが、購入することで猫の保護団体に寄付する
事になると知った。写真集の猫達はどれもとても魅力的。
ニュージーランドは全所帯の48%が猫1匹を飼っているという。
確かにのんびりとした緑豊かな自然に恵まれた環境は猫には
ふさわしい国かもしれない。25年ぶりに再訪したクイーンズ
タウンも変わらず美しい湖の色だった。変わったのは以前は沢山いた
日本人がほとんどいなくなり、そこら中に中国人が押し寄せていることだ。
帰りの空港も赤一色で飾られて、ここはシンガポールか、と思ったほど。
免税店で中国人に話しかけられ、一緒に買わないかと言われる。
2個買うとおまけがつくから。すっかり同類と見られてしまった。
帰りの飛行機のなかでSQの懐かしいシングリッシュを聞いてほっと
したのはわれながら可笑しい。昔は英国なまりにほっとしたのに。
クライストチャーチの白人社会よりはミングルのシンガポールに
馴染んでしまったようだ。
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by gokurakucyo | 2016-02-13 00:43 | Comments(0)

シンガポールの徒然を綴っています。


by ストレリチア
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