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ムーンケーキ。

日本語のレッスンでいつも行くショッピングセンターが
改装のため、今日は近くの最高裁判所のカフェに行く事に。
近くのビルで歯科医をしている生徒の友人は、私のトーストマスターのメンターでも
あるが、来年のスピーチコンテストに挑戦したいという。
でも、彼女はあと2年で60歳。もし一位でなくとも入賞したらものすごい
快挙。最近のコンテストは40歳以上はいない。35歳くらいまでなのだ。
彼女の発音は完全な外人日本語。多分10年以上勉強してる筈だが。
彼女の日本語を普通の日本語に近づけるだけでも大仕事だ。
裁判所のなかのカフェはちょっと雰囲気が違うけれど彼女曰く50セント
安い。ま、普通のカフェだって2ドルくらいなんだけど。お昼は昨日の
残りのお粥をカフェの近くにあるソファですます。レストランで食べる
こともあるけれどとても堅実。
レッスンの帰り、遅い朝食でお昼を食べなかったため
ひさびさにチンチンに行く事に。来星した当時、チンチンではじめて
シンガポールビーフンを食べて以来暫くビーフンに嵌った事がある。
本当はチンチンの名物はチキンライスなのだが私の好みではない。
シンガポールの名物料理のひとつ、チキンライスは色んな名物店が
あるけれど日本人好みのマンダリンのそれもそんなに美味しいとは
思わないのだ。
3時頃のレストランはどこもお休みでけど、チンチンのレジのおばさん
オーダー出来るというのでお魚料理とご飯を注文。充分満足。
帰りにラッフルズホテルのトイレに寄っていこうと通りがかると
毎年恒例のムーンケーキのス売り場が出ている。
我が家のむすめはこのラッフルズホテルのクラシックなシャンパンの
ムーンケーキが好物。今日は今年初めての初売りの日だという。
日本の会社関係なら割引があるという。お遣いものが多いのだろう。
今年の色は鮮やかなブルー。毎年違う色の綺麗な箱に入っているので
お菓子が終わるといつもキープしている。この箱にちらし寿司を
作ってパーテイに持って行くと、とても喜ばれるのだ。
ホテルで拾ったタクシーの運転手さん、ムーンケーキの由来を
話してくれる。ムーンケーキは日本では月餅として中華街でよく
見かけるタイプが一般的。ムーンケーキにはとてもロマンチックなストリーと
歴史秘話のようなお話がある。天女と人間の男と恋に落ち、天帝に
罰せられた天女は生まれた子供と男と一年に一度会うという
ストーリーと革命蜂起ために月餅にメッセージを秘し、一斉蜂起
する合図としたというストーリーだ。なかなかドラマチックなお話
だが月餅にことよせて別の贈り物が盛んになったりしたことで
中国政府は過剰な接待を禁止した法律も作ったそうだ。
中秋節も結構人間社会ではロマンチックだけではすまないようだ。
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by gokurakucyo | 2016-07-20 00:36 | Comments(2)

あいうえお。

友人のスーザンが日本語を教えてと言うので、彼女の友人数人と
あいうえお、から教える事になった。
実は今まで4年間位、日本人会のテイールームで若いシンガポール達に
日本語検定2級以上と限定して無料で教えて来たのだが、
お能のイベントを区切りとして一段落と考え、スピーチコンテスト
など特別な生徒さんを除いてひとまず終わりにしたばかり。
上級者に限っていたのは、3級までは駐妻さん達のアルバイト先生が
一杯いるのと、月謝が安いからだ。でも折角習った日本語も上級になると
月謝も高くなかなか先生が見つからないと聞いていたので。
また無料で教え始めたのは、私がこの国で目の治療で救ってもらったことと
戦争中の不幸な体験でシンガポールでの日本人の行為を思うと、
暖かく日本人に滞在を許してくれているシンガポールに対して
何か出来ることがあればという思いがあったからだ。
今回の生徒さん達は60代半ばを過ぎたビジネスマンや夫とともに
日本をたびたび訪れた事もある元官僚夫人や経営者達だ。
全員高学歴者でNUS出身。教えるほうもあいうえお、とはいえ
気を抜けない。きっちり発音チェックからはじめたがやはり
なかなか。私の中国語と同じで音が違うのだ。
それでも来週までにひらがな全部を覚えてくるという。
レッスン中は英語、中国語まじりでこちらも大変。
突然中国語で切り替わる。私にとっても良い機会かもしれないが。
夫人がうちの夫、女性に習うと女言葉になるから参加しないと
言われ、大昔、日本でとても達者な日本語を話す外交官と会った
ことを思い出した。会話が終わって、おそるおそる私が誰に日本語を
習ったかと聞くと、ガールフレンドだと答えられて、納得。
すべての会話の語尾にね、がついていたのだ。これ本当の話。
でもあいうえお、の段階ではそれはない。
毎週頑張るそうだけど、忙しい彼等、何時まで続くかな。
終わってランチの時もうイタリア旅行の話になっていたから。
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by gokurakucyo | 2016-07-15 23:28 | Comments(0)

シンガポールのぬか漬け。

リャンコートで糠づけセットを見かけ購入。
このところ毎日35度の温度と70%を超える湿度のなかで
ほんとうに美味しい糠づけが食べられるのかと半信半疑で試してみると、驚くほど美味しい。よく出来ている。こうなると出来上がった美味しい糠床をキープするのに
頑張らざるを得ない。丁度当地の日本語のドラマということでごちそうさんをやっていて触発されたこともあるが、先日来胃腸の具合が悪く、消化のいいものとして
普段食べないやわらかもの、白い食パン、白いご飯
など繊維があまりない食事に変えてしまっていたので糠づけを食べる必要もあった。昔は常滑焼きの容器に糠床を入れ熱心に無農薬米の糠を使っていろいろと試したものだが最近はすっかり存在を忘れていた。
浸けるタイミングによって微妙に味が違うので結構
出かける時は考えて浸けるようにしているが、室温が高いので冷蔵庫に入れるかどうか悩む時もある。そろそろいろいろ漬け込んで来て、水気が多くなったので付け足しの糠をどうしようかと思っているとむすめが
新しいのを買えばいいじゃない、と言う。あらま、むすめは海外生活が長いので、こうした糠づけの知識までは伝えてなかったようだ。長く手をかけるということまではなかなか教えられないものだと考えてしまった。新しい知識や違った文化についてはいろいろ吸収する機会があったがこうした昔からのことは日常の何気ない暮らしの中でしか伝えられないものなのだ。人の一生は短いし、限られているからその時の巡り合わせや選択に左右される。それにしても伝えきれない日本のものがいっぱいあるとしみじみ思う。
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by gokurakucyo | 2016-07-06 13:25 | Comments(0)

シンガポールの徒然を綴っています。


by ストレリチア
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