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88歳のクラスメイト。

少し早めにいつもの中国語のレッスンに行くとまだ15分も早いせいか教室は
真っ暗。近くの休憩所を見るとレッスンのお仲間が5、6人待っていた。
今通っている中国語のレッスン仲間達。コミュにテイセンターの昼間のクラスなので
ほとんどがシンガポール人のお年寄り。60を超えた人達だが、シンガポールの
教育事情のせいもあってイギリス占領下でしっかり英語教育をされたおかげで
中国語が読めず、書けない層なのだ。日常会話は自分達の出身の方言である
広東語や福建語を話すが漢字が読めない人達が結構いるのがシンガポール。
今も時々太極拳のレッスンで一緒になるヴィンセントも漢字が読めない。
ほんとに中国人?と漢字が読める私はからかうことがあるくらい。
だから4年間すでにレッスンをしているクラスメイトに混じって授業を受けていると
先生が黒板に漢詩や慣用句を書くと私はすぐに意味が分かるのだが、彼等はぼかんと
することがある。そして先生が発音するとああそうか、と納得するが、こちらは
すぐにと内容とは結びつかず時間がかかるということになる。
それでも語の解説になると日本語でも使われている事がモ多くたちどころに
言葉が思いつくが、なんと言っていいか詰まる事が多い。
この間は揮毫という事がそれだった。先生大いにうなずくも他の生徒達にはあまり
馴染みのない言葉だったようだ。
熱心な生徒が多く、45分かけて遠くから4年間通っているクラスメイトがいつも
なにか一口お菓子を持参してくれるのもシンガポール風。
待っている生徒のなかに背の高い、すっきりとチャイナドレスを着た老婦人がいて
話をするとなんと88歳だそう。彼女曰く、子供の頃姿勢をよくするために
本を頭に載せて歩かされたのよと話してくれた。
今イギリスの小説を読んでいるが昔のイギリスも日本もそうした教育があったこと
を思い出した。今では考えられないが良家の子女という言葉が生きていた時代だ。
それにしても84歳にして中国語を習い始めた彼女、チャイナドレスがよく似合う
毅然とした淑女だ。若い頃はきっと素敵な美女だったのだろう。いまも上品で美しい。
彼女の年齢を聞いて吃驚もしたがとても勇気づけられたことだった。
彼女の年までまだまだ時間はあるということだ。

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by gokurakucyo | 2016-08-28 19:15 | Comments(0)

外国語学習、

昨日久々に会ったシンガポール人の友人。
次から次へとトラブル続き。
定期検査で病院に行くとCaの値が異常に低く、いろいろ検査をした結果
甲状腺に問題ありとわかり手術。その後肩が痛くて整形に通う。治ったとたんに
雨漏りで家中大変な状態に。お昼に車で迎えに来てくれた彼女を見ると、左手に
サポートの黒いバンド。動かすとひどい痛みがあるという。
一昨日会った同じ年頃の友人も定期検査で心臓に異常があると言われ
再検査という。日本にいる友人も1ヶ月咳が止まらず病院に
行ったところ肺にポリープが見つかり、半年後に再チェックと言われる。
会えば楽しい話ばかりでない年になったのかもしれない。
私もパラゴンのレストランで食事したあと、急に吐いてしまい、救急車で
国立病院に搬送されてしまった。頭のCTやら肺のレントゲン検査、血液検査
などあっと言う間に調べられたのだが、娘がPRだったこともあり、たったの
100ドル。その後日系クリニックで胃カメラを飲んだら1200ドル。
幸いな事に検査の結果は食道炎以外は問題なし。
ただ驚いたことにシンガポール人なら100ドルもいらないという。
ランチの後で友人と話していたらシンガポール人なら病院だけでなく
語学学習のために500ドルをシンガポール政府が援助してくれるという。
コミュニテイセンターや語学センターで学ぶのなら500ドルあれば
最初の段階なら充分学ぶ事が出来る金額だと彼女は言う。
それに健康のためにとウォーキングチェックバンドをただで貰えて
歩いた実績で奨励金まである。彼女は体重計とそのバンドをWiFiに
セットしてチェックしている。安く買えるというのでお願いすることに。
国民に健康で学習意欲を持ってもらうということだろうけれど
語学学習は年齢が重なるにつれてなかなかに難しくなる。
最近友人から60歳以上のシンガポール人にあいうえお、から教えて、
と言われレッスンを始めたが、なんと始めた時に4人いた生徒が3回目に
たった一人に。覚えられないのだという。それと目標に対する意識が弱いのだ。
無理して頑張る強い動機がない。あと根気も。という訳で結局友人ひとりに。
私の中国語もそもそも太極拳の先生と話す事なので極めて動機が弱い。
という訳でやめはしないがなかなか上達しない。
ところが病院の診察を受けることが必要ということから
始めた英語は全く動機のレベルが違っている。
昨晩トーストマスターズのミーテイングがあり参加して思ったのだが
2年半前に初めて参加したときはちんぷんかんぷん、インドなまりや
シングリッシュに普段の会話にない言い回しや単語にどぎまぎしながら
参加することに不安を覚えて、ミーテイングの3時間のうち後半1時間は
頭がぼうーっとする始末。昨日の会ではユーモアがテーマであった事も
あるが80%はクリア出来た。楽しく参加出来るようになった。
継続は力なり。それとトーストマスターズのメンバーの暖かい励ましも。
若いうちはかなり無理がきくが年齢を重ねると無理はできない。でも
あきらめないのも語学習得の心得のひとつかもしれない。
更に言えば明確な目標も必要かも。
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by gokurakucyo | 2016-08-20 22:18 | Comments(0)

シンガポールの徒然を綴っています。


by ストレリチア
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