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ホームステイ。

当地で何か出来るといいなと思って始めた日本語を教えるボランテイア。
日本語を話す会がある土曜日以外の土曜日の午後、更に日本語を学びたい
外国人の方に日本人会の喫茶室で教える事にしました。
いつもは図書館から借りた本を読む楽しみの土曜日の午後だったのですが
日本が好き、日本を知りたいという方のお手伝いをと考えてのことです。
生徒の第一号は日本語検定の2級をすでに取っているマレーシア人の女性。
一級を目指すという事で始めたのですが、体調が悪く現在のところお休みです。
日本人会の喫茶室は基本、会員以外はオフ、リミット。でも日本の漫画、雑誌、新聞
が置いてあり、テレビも日本のドラマを流していたりするので日本を感じることが
出来ます。日本人会での買い物、飲食は、会員カードによらないと不可
なので一般のシンガポール人や外国人の方は茶室やカラオケルームまである
シンガポールの日本会にお連れすると、喜ばれる事が多いのです。
さて2人目の生徒さんは30歳のIT関係にお勤めで仕事のステップアップ
を考えている日本にとても興味を持っているシンガポール人の男性です。
既に3級を取得しているので2級に挑戦したいとのこと。
とても熱心な生徒さんです。
この彼と授業のあとの雑談で興味深いお話を聞く事が出来ました。
この8月に日本に旅行したというのでお決まりの質問、どこに泊まったのと
尋ねると、ホームステイ、と答えるので、どんな団体のお世話で?と
言うと、個人でと言う答えです。個人?そう、インターネットでね、
見つけたホームステイにとまりましたとのこと。そんなのあり?
うん、いっぱいあるんですよ。僕が泊まったのは、2軒。
一軒目は若い30代の夫婦の家で赤ん坊もいました。2軒目は一軒家。
4つ部屋があって、先生くらいの英語しゃべる夫婦と若い娘さんひとり。
へえーっ、でいくらなの?完全にシンガポール化している私です。
15日間で3000ドル。朝と夜がついて。で、ご飯はどう?
not so bad と笑ってます。ということはあんまり美味しくない。。。
一部屋くれたけどあとはフランス人が2人。でもアジア人を泊めたのは
初めてみたい。ふーん、場所は?東京の下町。家もそんなに古くなかった。
どう?いいんじゃない、東京を色々回れて良かったと思う、とのこと。
ホームステイビジネス。15日間で3000ドルとはどんなもんでしょう。
でもご当人がいいといっているのだから。私の頭ではホームステイは
身元が分かってボランテイアの意識が高いのだけど今はそんなビジネス
もありなんだ。東京の治安も悪くなっているという感じがするのだけど
日本人もすすんだというか、いまだ不用心というのか。
3人目のフランス人の日本大好きの生徒さんと話をしていて日本に住みたい
でも仕事がないという訴えに、今は世界中どこでも仕事がないからと
答えた複雑な心境の私です。
# by gokurakucyo | 2012-12-09 14:36 | Comments(0)

今日はお年寄りの日。

日本に帰っていたりしてので、通常のレッスンが受けられず、
British Councilのフリーレッスンに申し込む。
このレッスンはBritish Councilの見習い教師のトレーニングのために
設けられているのでいつものネピアロードでなく初めてトパイヨに行く事に。
オーチャードから3つ目の駅だけれど何か特別にある?とむすめに聞くと
ふつうの駅。ふつうと言われてしまった。レッスンは200ドル払って、80%
出席すると無料になる仕組み。通常は1500ドル位するレッスンが無料
とあって結構人気がある。でも5人の見習い教師のなかには生徒の前で
言葉に詰まる場面も。クラスは初級と中級しかないので結構生徒のレベルは
まちまち。先生達のレベルもまちまちの感じ。以前、クラスメイトの一人が
レッスンを受けたそうなので、どう?と聞いた時、うーん、こっちが
教える感じもあるし。。。と言っていたの思い出す。
月曜日から金曜日まで10日間のレッスンだけど朝早いのが難。
朝はむすめのお弁当作りがあるから結構忙しい。
初日の授業を終えてトパイヨの駅に行きフードコートを探訪。
初めてベジテリアンのお店を発見。ちょっと油っぽいけれど野菜だけが魅力。
今週はセントーサの高級中華がpromotionで一人分ただになる予定なので
キープダイエット。値段もオーチャードよりはずっと安い。
食事を終えて駅に行くと京劇のような扮装でパフォーマンス中。
聞くと公団住宅のなかのお年寄りのお楽しみに無料でいろんな劇をしてるそう。
沢山のお年寄りが座り、カラフルな扮装の歌姫が中国語で歌っている。
Fair priceという値段の安いスーパーを見つけたので、今晩のおかずにと
立ち寄ってみると、安い。1ドル以下で上等なお魚が買える。
かれこれ買い物をしてレジに並んでいると後ろに並んでいる2人連れの女性と
眼が合い、話しかけられる。結構おばさん同士、人なつっこいのがシンガポール人。
安いわね、と言うと、そう、特に今日は安いのよ。
毎火曜日はこのスーパー、お年寄りには5%引きだしね、と言う。
え?お年寄りって何歳以上なの、と尋ねると、60歳以上よ。
じゃ、私も60歳以上なんだけど、シンガポール人じゃないからだめよね。
そうね、IDカードがあっても日本人じゃね。この国ではなんでもIDカードが
求められる。つい最近、タクシーに乗った時はお年寄りって65歳から
と言っていたけれど一体いくつからおとしよりなんだろう。
日本人はいいわね、若く見えるからと言われたけれど、シンガポール人のほうが
よっぽど若い行動をする。なんでも新しいものに挑戦するし
どんどん海外に行くしで見かけよりもずっと若々しい。
この国は新しいのでお年寄りも若々しいのかも。
# by gokurakucyo | 2012-11-20 17:16 | Comments(0)

ハプニング!

母のお墓参りを済ませて、さあ、ハワイへ!と意気込んでいたところ
突然、手術をした左目に痛みが!
もうすぐ一年になるのだけれど今までにない感覚。
眼にゴミでも入ったのかなと思い様子をみるも痛みは消えず。
断続的に眼に違和感が残る。不安。
で、近くの眼科医に行くと、あ、これ手術の糸がゆるんでますね。
それで眼に刺激を与えてるんですよ.切りますか?
ま、もしかして一週間ぐらいあとで入院なんてこともありますが、
といわれ、吃驚仰天。とても不安。痛みはとれず、もともと
紹介されて日本の腕のいいドクターでの手術の失敗から
失明の危機にさらされた経緯から日本のドクター、トラウマになってる。
急遽、シンガポールに舞い戻り、執刀したドクターにカットしてもらう。
この間、メールや電話でのやりとりでそんなに重大な状況ではないと
思っていたけれど、何しろ眼のこと、お陰で血圧も上昇してしまった。
飛び乗ったSQがシンガポールに到着してそのまま病院に直行。
あっという間にカットしてもらい、一安心。
病院でヤンタンフーというビーフンのお昼を食べ、ほっとする。
なんだかとても楽な気持ち。本当なら東京に帰ってほっとする筈だけど
どうやらシンガポールのほうが安心するのが不思議。
大丈夫、見守っているからね。心配ないわよと言われたことが大きいかも。
病院のフードコートで飲む甘い紅茶がしみとおるように美味しい。
空港から病院に来るまで、そういえば景色も見なかった。
折角のハワイ旅行をフイにしたにもかかわらず、息子は母さん眼が
大丈夫だったら12月に行こうよと言ってくれた。
今回のハワイ行きのために仕事のやりくりをして毎日遅くまで
頑張っていのに。それと直前のキャンセル料もあるしで
またしても息子に頭が上がらない。
眼の痛みはあったけれど眼圧や視力は前より良くなっていたのは
ラッキーだった。
早速太極拳の先生に連絡すると、I miss you!のお返事。
さあ、頑張って又元気にシンガポール生活に戻らなくちゃ。
# by gokurakucyo | 2012-10-28 00:12 | Comments(0)

太極拳パフオーマンス。

太極拳仲間が初めてコミュニテイセンターで太極拳パフオーマンスをする
というので、お仲間と一緒にラッキードロー付きの10ドルチケットを
買って応援することに。32式のパフォーマンスを、アメリカ人、ベルギー人
オーストラリア人、香港人、日本人の5人で演ずることになっている。
クレメンテイといってかなり中心から離れているので、行くのははじめて。
6時半からの開演だけど会場の前のグランドでは、おちびさんやお兄さん達が
一生懸命リハーサル。コミュニテイセンターのまわりはHDBや
フードコートがあって、吃驚するくらい大きいお寺が側に建っている。
屋根にはダンスをしている何匹ものドラゴンが舞っている。
きっと今日はドラゴンさん達も見物しているに違いない。
時間どきなのでフードコートには人がいっぱい。
見た事のないローカルなお菓子をいろいろ質問しているうちに
定刻を過ぎてしまった。昔子供の頃みたようなおだんごや
カラフルなお菓子が何とも懐かしかったのだ。
今時あんなピンクやグリーンのお菓子は日本では見られない。
太極拳の演武のプログラムをみると色んな流派があって、型もいろいろ。
私の太極拳の先生は青島のチャイニーズとシンガポーリアンのお二人。
青島の先生はおだやかな60過ぎの男性。もうお一方はとても綺麗な
50くらいの女性である。女性の先生は華やかで気配りのある、それでいて
見事な技をもっていて、お二人とも賞の経歴はいっぱい。素晴らしい先生方。
おかげで去年の9月には転んでばかりいて、ドラム缶のような体型が
生徒仲間の大学教授のリチャードに言わせると、コカコーラになった。
左目の手術の後、今も左右のバランスはなかなか難しいのだけれど、
それでもなんとか日常生活をこなせるようになったのは呼吸法と太極拳の
お陰。体育館のような会場はぎっしりの椅子席。
誘導するオレンジや黄色を着た係員に教えられて座ると、回りにお仲間が。
入り口で渡されたプログラムと水、サンドイッチを持って座ると
次から次と演武が始まる。老若男女、色んな人の色んなパフォーマンス。
ほんとにいろいろなんだと感心しているそばから、隣でジョーク一杯の
リチャードが、解説してくれる。次はお掃除おばさんのパフォーマンスだよ。
え?見るとお寺のお坊さんが持っているような払子を持っている。
力をいれて踏ん張っている様子に、あれはね、ゴキブリがいるからだよ、
と笑っている。後ろにいるジュエリーデザイナーのピーターも大笑い。
それにしてもみんな一生懸命。ときどきはっとするような演武があるが
たいていは老師、先生。やはり本土中国のパフォーマンスはひと味違うよう。
突然、みんな起立。みんなのざわめきで大臣様登場とわかる。
コミュニテイセンターは地域ごとにあり、この地域選出の内務大臣が
地域の人達を表彰するのだ。登壇して表彰された人は大臣と記念撮影。
われらが先生お二人も登壇。リチャードは動画を取るために大活躍。
白地にピンクのお花の刺繍を着た先生ははとてもチャーミング!
表彰が終わって、やっと我らのお仲間登場。
色とりどりの中国服を着た5人の熱演に盛大な拍手がおこる。
たくさんの出場者のなかでこんなにインターナショナルなグループは
他にはいない。ひとえにわが老師の人柄によるもの。
大満足の先生に挨拶して80歳のお仲間のアンジェラとタクシーで
帰ろうとすると、送って行くからと言われて老師お二人ともう一人の
生徒さんと一緒に車に。あれっ、先生どこに行くの?
お腹すいてない?えっ、もう10時なんだけど。。。
私はいつも夕食は6時まで。あとはお水のみなのでというも
いいから、いいからごちそうするからと有名なフードコートに。
今日は土曜の夜なのでひとがいっぱいいるフードコート。
あらま、こんなに遅くたべてちゃ、ぽっこりお腹になる訳だ。
当地に来て、シンガポール人のぽっこりお腹が眼につく事が多い。
驚いた事に80歳のアンジェラ、しっかり食べてる。
やっぱりシンガポール人は食べる事が大好きなんだ。
眼があまり見えないので夜遊びはほとんどしないのだが
老師お二人は特別。このお二人のお陰て今のわたしがある。
今日は上手く言って良かった、楽しそうに話す先生はとても
綺麗で素敵だ。
# by gokurakucyo | 2012-10-01 00:42 | Comments(1)

お買い物。

今日は授業がないからクラーク.キーのブックオフの古本のセールを
覗くつもりでいたら、仲良しのマダムから電話が入った。
今日暇?お昼一緒にどう?前に行き残したチョンバル.マーケットの
パン屋さんに連れてってあげるけど。しばし悩んだけれど、OK.
お言葉に甘えてチョンバル.マーケットへ。
戦前からある団地で低層の建物が並んでいるチョンバルは
ダーテイ、ダーテイだったそうだけど、今は小洒落たお店や
レストランも出来ている。でもお昼時は近くのサラリーマンで
一杯。安くて美味しいものが一杯あるそう。
噂のパン屋のオーナーはフランス人。お店は大混雑。若い人で一杯。
価格は高めだけれどクロワッサンが評判。ハードパンよりは
お菓子パンやいろんな調理パンが可愛らしく並んでいる。
以前よく行った麻布十番のパン屋さんを思い出してしまった。
この国に来てから思うに、日本は如何に食に優れ,バラエテイ溢れた国であるか
ということ。東京にはこの程度のお店は一杯あるのに。
今の時代、日本人でいることはとても贅沢なことなのかもしれない。
チョンバルのフードコートで名物の肉まんを買ってもらい、果物やに行くと
彼女は2個で5ドルのマンゴーを吟味しながら売り子のおばさんと
丁々発止と駆け引きをしている。とても楽しそう。値段に細かい事も
だけれど駆け引きする楽しみもあるようだ。私の中国語のレベルでは
分からないくらいの早口で今日食べるマンゴと後で食べるマンゴを
買い分けてる。シンガポールで一番のお金持ちのフェアプライスの社長が
御用達のお店だそう。フェアプライスはスーパー大手なのに。ちょっと
可笑しい。そのくらいチョンバルは新鮮なものを売っているという。
更にこれから40分位かかるけどお魚を買いに行こうと言う。
ウッドランドまで。ジョホールの近くの北の駅の近くに工場があるそう。
車を飛ばして行く間、道路標識が不案内で不適切だと文句を言ってる。
ドイツはほんとに優れてるのよね。なんでちゃんと適切なところにちゃんと
分かりやすく設置しないんだろう、ほんとに不親切とぼやいている。
緑一杯の道路を走ると周りには高層の団地が並んでいる。それにしても
緑が一杯。空気もきれいでいつも人に溢れたオーチャードあたりと大違い。
結構迷いながらやっとたどりついた倉庫兼工場に入るとダウンジャケットと
カゴを渡されて冷凍室へ。凍り付いたお魚の棚から冷凍の魚介類をチェック。
スモークサーモンやサバや蟹、たこや白身のお魚の切り身をかき分けて
あ、これチャイナだから、駄目と選んでいる。全部冷凍もの。
これがお魚を買う事なんだ、となんか極暑の中の冷凍室の買い物に一寸吃驚。
確かにすぐに冷凍してあるからある意味新鮮なんだろうけれど。。。
スーパーで見かけるお魚はとても高いのにそんなに新鮮ではないのだ。
そろそろ限界という頃、吟味が終わり、お勘定となる。
確かに安い。でも、残念。外に出て停めてある車に駐車違反の紙が!
あーあ、努力が無駄になっちゃた!せっかく、節約したのに、と
ぼやくことしきり。ほんの30分ばかりの間だったのに30ドルの
罰金。この国の罰金制度は優れている。
それにしても美味しいものを求める主婦の努力はどこも一緒のようだ。
# by gokurakucyo | 2012-09-27 22:55 | Comments(1)

シンガポールの徒然を綴っています。


by ストレリチア