Quake Cats.
2016年 02月 13日
ひさびさにニュージーランドへ。今回はむすめのおかげで行きも帰りもビジネス。
10時間ほど、のんびりと本を読んだり、手足をのばして眠り、結構美味しい
食事を堪能した。でもいかんせん、いつも暑いシンガポールから朝晩温度差
のあるニュージーランドなので、行きのときからあやしかった喉がぴりぴりと
痛みだした。ふと思い出し本場のプロポリスを買ってなんとか治めた。
ずっといつもより寒く感じる。ポッサムのカーデイガンとカシミアの
マフラーを調達してやっと落ち着く。
地震の前に訪れたクライストチャーチの中心部は見る影もなく昔の
風情ある建物が壊れて、いまだ復旧中。幸いにも倒壊を免れたヘリテージ
に泊まり、2008年に改修したのがラッキーだったと聞く。
1階にあるレトロなレストランはつい最近やっと再開したばかりという。
同じ階にあるスイートに泊まる。高い天井とゆったりとした空間に
トースターや厨房器具まで完備、2階の寝室と吹き抜けになっていて
とても贅沢な空間。大きな浴槽にオリジナルの浴剤を入れて入る。
とてもゴージャスなひととき。でも残念ながらてすりがない。
もう若くないのでしっかりつかまらないと溺れそうになる。
市内は中心部の古い建物が壊れたせいでランチタイムも人がまばら。
銀行もスーパーも中心から離れてしまったそうだ。
かなりの揺れがあったようで、今も美しいエイボン川の道路には亀裂が
残る。でも死者は180人ほど。高い建物がほとんどなく
広々と広がる空間の中で火災や倒壊時に逃げられる空間があった
からかもしれない。それでも沢山の家が破壊され
政府がそれらを買い取ったので、市内あちこちに駐車場がある。
クリスマスセールの名残のセールで本屋に行き、Quake Catsという
本を買った。地震にあった猫達とその飼い主のお話を愛猫家の
写真家がまとめたものだ。表紙の猫のあまりの愛らしさに魅かれて
買ってしまったのだが、購入することで猫の保護団体に寄付する
事になると知った。写真集の猫達はどれもとても魅力的。
ニュージーランドは全所帯の48%が猫1匹を飼っているという。
確かにのんびりとした緑豊かな自然に恵まれた環境は猫には
ふさわしい国かもしれない。25年ぶりに再訪したクイーンズ
タウンも変わらず美しい湖の色だった。変わったのは以前は沢山いた
日本人がほとんどいなくなり、そこら中に中国人が押し寄せていることだ。
帰りの空港も赤一色で飾られて、ここはシンガポールか、と思ったほど。
免税店で中国人に話しかけられ、一緒に買わないかと言われる。
2個買うとおまけがつくから。すっかり同類と見られてしまった。
帰りの飛行機のなかでSQの懐かしいシングリッシュを聞いてほっと
したのはわれながら可笑しい。昔は英国なまりにほっとしたのに。
クライストチャーチの白人社会よりはミングルのシンガポールに
馴染んでしまったようだ。
10時間ほど、のんびりと本を読んだり、手足をのばして眠り、結構美味しい
食事を堪能した。でもいかんせん、いつも暑いシンガポールから朝晩温度差
のあるニュージーランドなので、行きのときからあやしかった喉がぴりぴりと
痛みだした。ふと思い出し本場のプロポリスを買ってなんとか治めた。
ずっといつもより寒く感じる。ポッサムのカーデイガンとカシミアの
マフラーを調達してやっと落ち着く。
地震の前に訪れたクライストチャーチの中心部は見る影もなく昔の
風情ある建物が壊れて、いまだ復旧中。幸いにも倒壊を免れたヘリテージ
に泊まり、2008年に改修したのがラッキーだったと聞く。
1階にあるレトロなレストランはつい最近やっと再開したばかりという。
同じ階にあるスイートに泊まる。高い天井とゆったりとした空間に
トースターや厨房器具まで完備、2階の寝室と吹き抜けになっていて
とても贅沢な空間。大きな浴槽にオリジナルの浴剤を入れて入る。
とてもゴージャスなひととき。でも残念ながらてすりがない。
もう若くないのでしっかりつかまらないと溺れそうになる。
市内は中心部の古い建物が壊れたせいでランチタイムも人がまばら。
銀行もスーパーも中心から離れてしまったそうだ。
かなりの揺れがあったようで、今も美しいエイボン川の道路には亀裂が
残る。でも死者は180人ほど。高い建物がほとんどなく
広々と広がる空間の中で火災や倒壊時に逃げられる空間があった
からかもしれない。それでも沢山の家が破壊され
政府がそれらを買い取ったので、市内あちこちに駐車場がある。
クリスマスセールの名残のセールで本屋に行き、Quake Catsという
本を買った。地震にあった猫達とその飼い主のお話を愛猫家の
写真家がまとめたものだ。表紙の猫のあまりの愛らしさに魅かれて
買ってしまったのだが、購入することで猫の保護団体に寄付する
事になると知った。写真集の猫達はどれもとても魅力的。
ニュージーランドは全所帯の48%が猫1匹を飼っているという。
確かにのんびりとした緑豊かな自然に恵まれた環境は猫には
ふさわしい国かもしれない。25年ぶりに再訪したクイーンズ
タウンも変わらず美しい湖の色だった。変わったのは以前は沢山いた
日本人がほとんどいなくなり、そこら中に中国人が押し寄せていることだ。
帰りの空港も赤一色で飾られて、ここはシンガポールか、と思ったほど。
免税店で中国人に話しかけられ、一緒に買わないかと言われる。
2個買うとおまけがつくから。すっかり同類と見られてしまった。
帰りの飛行機のなかでSQの懐かしいシングリッシュを聞いてほっと
したのはわれながら可笑しい。昔は英国なまりにほっとしたのに。
クライストチャーチの白人社会よりはミングルのシンガポールに
馴染んでしまったようだ。
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by gokurakucyo
| 2016-02-13 00:43
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